万博に行ってきました


盛り上がってますねー、大阪・関西万博

万博といえば小学生だった当時、学研の教材で「つくば万博(1985)」が特集されているのをかなり興味津々に読み倒し、おもしろそう、行ってみたい!と憧れるも実現せず…… だったなぁと思い出し、あの頃の自分の思いを叶えるミッションもこっそり携え、さらに中学生の娘にも、ぜひ万博という世界的イベントの空気を体験してほしい!と、今回の万博行きを計画しました。

計画、と書きましたが、狙ってた5月中になかなか行けず、直近の週末も雨かーとあきらめ気味に天気予報を見ていたところ、直前で予報が変わったのを見て「晴れやん!行こう!」と二日前に急きょチケットを購入するという無計画ぶり。さてどーなる。


一番人気のパビリオン「大阪ヘルスケアパビリオン」前。
25年後の自分に会えるコンテンツが面白そうでしたが、予約がないため門前払い



当然ながらパビリオンの事前予約を全くできてない状態ですが、当日予約もできるみたいだしーーと楽観的に考えながら、会場に到着。

大混雑!夢洲駅到着からゲート通過まで30分ほどかかりました


報道でおなじみ東ゲート前大行列を経てやっと入口ゲートをくぐったものの……

すでに人多すぎ・パビリオン予約サイトにアクセスが集中し、当日予約が全く取れない・そもそも会場が広大すぎて何がどこにあるのかMAPを見てもわからなすぎる!

想定外!
いや、単になめてました。
9時台に入場したのに最初に建物に入ったのは、11時台のヨルダン館(90分待ち)

ヨルダン館の目玉、ワディ・ラム砂漠から実際に運ばれたという砂は、粒子細かく、さらっさら!

でもね、長く並んだ甲斐あって、めちゃめちゃ良かったです。
シンプルなんですけどね。

ぐるり360度をヨルダンの見どころを紹介する映像で囲んだフロアには、実際にヨルダンの砂漠から運ばれた、大量の赤っぽい砂が敷き詰められていて

案内にしたがって事前に靴をぬいで裸足になっているので、砂に足をうずめたり、手からすべり落ちるきめの細かい砂の感触を確かめたり、寝ころんだり!と、参加者のみなさん思い思いにくつろぎながらヨルダンの砂漠風景に思いをはせていました。

その後もいくつか海外パビリオンに入りましたが、見る限り多くが最新技術を駆使した映像による自国紹介をメインコンテンツとしていて、光の演出や音響も相まってもちろん見応えはあるのだけど(最近流行りの「没入型」)
そのうち「あー、ここも映像なのね」と何か求めているものと違う感が出てきてしまって

そんな中、ヨルダン館も映像は駆使されていたけど、何といっても「実際にヨルダンの砂漠から運んだ砂にふれた体験」なんですよ。
単純だけど、ぐっと近くなる。五感に響いて印象に残りました。

ヨルダンに住む方には砂漠の砂など珍しくもないかもしれませんが、案外、遠い国に住む人間に響くのはこういうものなのかも、と、わが日本において「よくある田舎風景」が外国人観光客に人気だという話と重ねて見てました。

ヨルダン館、「予約不要」で始まったようですが、TV等での紹介や口コミで人気が高まり、今では行列の長い人気パビリオンに。今後は予約制採用が検討されているそうですが、これから行かれる方は、できるだけ午前の早い時間帯にヨルダン館にダッシュ!
おすすめです。

サウジアラビア館。ブロック状の建物が組み合わさったユニークな構造。
パラソルの女性、役割としては雰囲気あるオブジェのような感じ?
アメリカ館の目玉展示・月の石。ザ・万博。
「写真は一人1枚で、撮ったら進んで下さい」と
肉眼で見る時間がまったく与えられない混雑ぶり
ドイツ館。こんな家に住んでみたい!



何せどのパビリオンも行列が長くて、列に並びながらスマホで人気パビリオンの当日予約に挑み続けるという苦行をしてましたが(結局最後までひとつも取れず撃沈)

その結果、スマホの充電がやたら減り、モバイルバッテリー(電池式)の電池も尽きたので電池を買い込みに会場内のコンビニに向かうも、そこも入店する時点で絶望的な大行列。
しばらくスマホの電源オフで使えない時間があり、時間もわからずMAPも見られず予約システムも触れず(どのみちとれないのですが)、スマホ依存の強い万博会場では充電切れは致命傷でした。

万博会場内は社会実験目的で現金以外しか使えない形だということで、PayPayにある程度チャージして準備しておいたのに、肝心なときにスマホが死んでて使えないーーなんてこともあったりで、やっぱり電子マネー頼みは不安があると感じます。
社会実験としても是非そのように結論づけてほしいものですが、結果を知りたいですね。

夜の目玉の噴水ショー「アオと夜の虹のパレード」
令和は夜の空に虹がかかる!感動で疲れ吹っ飛びましたー!


結局、海外パビリオン4つ(小さな国の展示ブースの集合体「コモンズ」含む)しか入れず。
しかも、広大すぎて全エリアの半分以上は足すら踏み入れられていない不完全燃焼ぶり

下調べと計画性を持って臨まないと……
いや、それを持ってしても1〜2回行った程度では全く制覇できない広大さと、攻略法が必要なほどの複雑さ。通期パスが推奨されている理由がわかりました。笑

決してお安くない入場料
歩きすぎ並びすぎの疲労感
使いにくく、ただスマホの充電を食っていくだけの予約システム
結局国内企業の人気パビリオンはひとつも入れず

……と並べてみるとただただストレス要素満載だったかのような万博でしたが、不思議と娘ともども「楽しかったー!」となってます。

どこがよかったのかと振り返り……


やっぱり大屋根リングなんでしょうか。

目にした瞬間、想像以上にでっかい!とまずは圧倒され
すごい!きれーい!とただただ感動。

あんなに美しくて誇らしい世界最大の木造建築物を、万博の会期終了後はあっさり解体してしまうようで残念ですが、その儚さも含めてやはり一見の価値あり。見られてよかったと感じました。

大屋根リングの上を天空の花畑にするという発想が素敵すぎる


大屋根リングを目の当たりにして、昇って、スケールを体感しただけでもいい体験でした。
意外に大屋根の下が風が吹き抜けて気持ちよかったし。そこは巨大化しても変わらない、木造建築の良さでしょうか。

そしてパビリオン。
外観だけでも各国・各企業ごとの個性があり、どれもデザイン性が高い!
日本にいながら異国の街を散歩する感覚もあり、見て歩くだけでも楽しく、美的センスが向上しそうです。(入れなかったことで強がっている訳ではないです笑)

でもやっぱり、反省点をふまえてもう一度行くかも。

同じようなリベンジ来場者も多いだろうし、ご新規さんと合わせてパビリオン予約の争奪戦が日に日に厳しさを増す予想ですが……
さらにこれからの季節は梅雨〜灼熱の真夏になるので、夏がすぎ、暑さが少しでもやわらぐ頃を狙って、今度は早めに計画したいと思います。


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